縁の項目
今までにさまざまな名簿を試してきましたが、「縁」という入力項目がある名簿には出会ったことがありませんでした。私はマイツール(データベース言語のソフトウェア)で作った名簿には「縁」の項目を設け、とても役に立っています。
縁の項目には、その人との縁や出会いのきっかけを入力します。例えば、最初に家族や親戚を登録する場合、縁の項目には「家族」や「親戚」と入力します。次に友だちの場合、小学校、中学校、高校、塾、サークル、部活などが縁の項目に入ります。また、その人の趣味や嗜好を入力することも面白いです。
社会人になれば、名刺交換をした人を名簿に入れる際、紹介してくれた人の名前や会社名、参加したセミナーで会った人ならセミナーの名称などを縁の項目に入力します。商売をしているなら、お客さまを名簿に入れる際に、購入した商品名やサービス名、紹介者の名前、好きな料理などを入力すると良いでしょう。
縁の項目は、後で検索して利用できるように工夫して入力します。例えば、ゴルフのコンペを開催するときに案内を出そうと思ったら、縁の項目に「ゴルフ」と入力されている人を検索すれば、案内を送るリストがすぐに作れます。(後で、あの人を誘うの忘れたということがありません)
今年手帳を購入してくれた人や手帳に興味がある人にDMを送りたい場合、縁の項目に「手帳」と入力されている人を検索し、宛名ラベルを出せばすぐにDMを送れます。
Meibowの縁項目はさらにバージョンアップしました。タグ機能が搭載されており、名簿の縁にあるタグをクリックしていくと、次々に名簿が変わります。これは、新しいアイデア、気づき、発見、ひらめきを生み出し、誰かと会いたくなる効果があります。
例えば、「松本さん」を検索すると、名簿の名前や縁、住所の項目に「松本」が含まれるリストが表示されます。そこには人の名前だけでなく、レストランや松本さんからおすすめされた本や映画も含まれています。縁項目を見ると、松本さんとの出会いのきっかけもわかります。そのきっかけをクリックすると、同じきっかけで知り合った人のリストが表示されます。これは非常に面白いです。
私たち人間は、このリストを見て考え、どう行動するかに価値があります。名簿を見てスルーするのか、電話するのか、メールするのか、手紙を書くのか、その人の商品を購入するのか。
昔も今も、縁が人と人をつなげてくれます。縁の項目があるMeibowは、誰かとつながる、人と会いたくなる名簿システムです。Meibowを使うと、人生がますます豊かになります。
(文責:中島正雄)