名簿の新しい使い方—項目にとらわれずに自由に活用する

名簿の項目をもっと自由に使いこなそう

“目的が達成できれば、簡単なものほど優れている。”
野口悠紀雄教授の『「超」整理法』にあるこのフレーズは、私のお気に入りです。

Meibowも、このシンプルさを大切にして設計しています。項目は、なるべく柔軟に使えるように工夫しています。名簿は、人によって異なる目的や使い方があるため、10人いれば10通りの使い方ができるものです。項目の名称にとらわれずに活用することで、名簿はさまざまなデータベースに変化します。

例えば、名前の項目に本のタイトルを入力し、KJ項目に「B」(Book&Movie)を選び、縁の項目に著者名を入力します。備考には感想や引用したいフレーズ、個人的なコメントを記録し、HPの項目にはAmazonのリンクを追加。これで名簿は、読書記録アプリに早変わり。さらに、5段階の★(レイティング)項目で評価を付ければ、並び替えや検索がより便利になります。

名簿からKJ項目の「B」で検索すれば、読んだ本やこれから読みたい本のリストが生成されます。★で並び替えれば、おすすめ順にリストアップ可能。縁の項目で著者をクリックすれば、その著者のすべての作品が一覧表示されます。さらに、気になるフレーズで検索することで、思わぬつながりや新たな発見が期待できます。

私の場合、Meibowには池波正太郎が通っていた飲食店のリストや彼の著作が登録されています。池波正太郎で検索すると、飲食店と彼の本のリストが同時に表示され、新しいインスピレーションが得られることもあります。

Meibowは、自分の頭の中にあるリストを形にするツールです。頭の中では、さまざまな情報が混ざり合っていますが、その情報をMeibowにすべて記録することで、新しいアイデアやインスピレーションが得られるかもしれません。ぜひ、項目にとらわれずに、Meibowを自由に活用してみてください。

(文責:中島正雄)

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